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2007年12月30日
歯周病とインフルエンザ
歯周病を放置している人はインフルエンザに罹り易い。
こんな結果もでているらしいですよ。
毎年のように冬場この時期になると、大騒ぎになりますインフルエンザ。
先日の紙面で、東京都府中市の特別養護老人ホームが専門家を招いて老人たちの口腔ケアを行ったところ、インフルエンザの発症率が10分の1に激減したというのです。
つまり、歯周病などで口腔ケアが万全でない人は、発症率が高く重症化しやすいことも考えられる訳で、ウイルスは口を通って体内に侵入するわけですから、口腔ケアに日ごろから注意を払うというのは、理にかなっていると言うことになります。
そのほか、喫煙をする人。
たばこに含まれる成分で、気道の粘膜が日々毎日強く刺激されウイルスに感染しやすく、さらに喫煙者は慢性気管支炎や肺気腫などのCOPD(慢性閉塞性肺疾患)のリスクを上げます。これを患っている人は、肺の活動が低下していますから、やはりインフルエンザに感染しやすく、悪化しやすいとのこと。
そして、メタボリックを自認する人達も気をつけましょう。糖尿病の人は免疫力が低下していて、感染しやすく悪化しやすいようです。糖尿病は自覚していない人もいますが、肥満はその可能性を上げる要因があるそうです。
年末年始はイベントが集中し体調のコントロールが難しくなります、どうぞあなたにとって健やかな新年をお迎えできることを心よりお祈り申し上げる次第です。
2007年12月20日
歯周病と肥満の関連性
肥満の人の感染症が治りにくい理由は長い間わかっていなかったが、今回、肥満によって一部の免疫機序に機能不全が生じることが明らかになったといいます。
これは、研究を率いたボストン大学(マサチューセッツ州)歯学部のS・A博士によるもので、米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に12月12日掲載されたようです。
ということから、メタボリック体質の人は、それまでの過程において食物を食べた後の、口腔の衛生管理、日ごろの運動不足等々も含め、その状況を形成してしまうと、歯周病だけにとどまらず、感染症自体に弱い体質すらも形成してしまっていることになります。
歯周病は細菌が原因となり、歯を支える骨が炎症を起こし破壊される疾患である事までは分かっています。
S・A氏は、肥満の人は感染症を防ぐために通常とは異なる治療が必要であるとして、積極的な抗生物質の使用や、免疫反応を向上させる治療の必要性を指摘しています。
また、肥満と歯周病のどちらも、治療するより予防する方が簡単とも指摘しています。この年の瀬を控えて心当たりのある人は、予防の意味も含めて非常に難しい課題を突きつけられた事になりそうですね。
2007年12月14日
歯周病は2番目
歯周病に簡便で効果があるのは「歯磨き」。「歯磨きは、毎食後3分以内」というフレーズを聞いたことはありませんか?
これ、実は間違いだそうで、1日1回でも「きちんと時間をかけて磨く」ことが大事だとか。 ちなみに、その時間は20分はかかるというのが歯科医の話です。
しかし、実際意識して歯磨きなんかした事のない私にとって、計測してみたところ、2分でも長く感じたくらいですが、みなさんはいかがでしょうか?
ここに、歯磨き粉の購買行動などを探るため、15歳(中学生を除く)以上のインターネットユーザーにアンケート。調査期間は2007年11月22日〜24日の3日間。1000名(男女500名づつ10代〜50代以上各100名づつ)の回答を集計した結果があります。
例えば
Q: 現在、あなたが歯や口内で気になっていることは何ですか?
現在、歯や口内で気になっていることのトップは、「歯石」で46%。これに「虫歯」「歯周病・歯肉炎」が続きます。
男女別に見ると、全体的に女性の割合が高い傾向にありました。特に5番目、6番目の「色素沈着」(男性21%、女性39%)、
「歯並び」(男性23%、女性31%)は、いずれも女性の方が気にしている人が多いことが判明しています。
Q: 現在、あなたが使っているオーラルケア用品は何ですか?
現在使用しているオーラルケア用品は、1位「歯ブラシ」、2位「歯磨き粉」。以下「ガム」「デンタルフロス・糸ようじ」「歯間ブラシ」と続きます。
年代別に見ると、「歯ブラシ」では大きな差が見られませんでしたが、「歯磨き粉」では40代以上で減少傾向、「ガム」では10代の利用率が高く、「歯間ブラシ」では年代が上がるほど利用率も上がるなど、アイテムにより特徴が見らました。
ほかにも
◆気になるのは「歯石」 「色素沈着が気になる」女性4割
◆10代の43%がオーラルケアに「ガム」を利用
◆歯磨き粉の購入単価、半数以上が「150円〜300円未満」
◆ブランド変更、「他ブランドの安売り」のときに行う54%
◆「価格」「歯垢除去・付着予防」「歯周病・歯肉炎予防」を重視
◆「ガム(G・U・M)」は30代、「オーラツー」は20代が支持
以上、参考になれば、幸いに思います。
2007年12月10日
歯周病の家庭治療は
歯周病・歯槽膿漏・歯肉炎の治療と予防を兼ねて、常日頃から実行している事があります。よく歯科医院に於いては歯科衛生士の方が、歯ブラシの持ち方から磨き方まで教えてくれますが、一歩進んでどうすれば予防治療になるのか伺ったところ、この様な方法を教えてくださったので実行しています。
1.染め出し液を使い、赤く染め出されているところをチェックします。
染め出し液を塗布して、歯の間が濃赤くなったところに歯垢が残っているのが分かります。
2.音波電動歯ブラシにフッ素・キシリトール・塩酸クロルヘキシジンを含むジェルをつけて歯磨きします。
3.歯間ブラシに同ジェルをつけ、歯の間の磨けてない所を磨きます。
4.グルコン酸クロルヘキシジン含有のうがい薬 コップ1/4杯(50ml)の水にうがい薬を10滴程入れてよくかき混ぜ、半分の25mlでうがいをします。
5.歯と歯茎に歯肉改善用ペーストを付けて、歯肉をマッサージするように1分間磨きます。歯肉改善用ペーストには、わずかな研磨効果があるため、
音波電動歯ブラシを使用する場合は1分間の使用とします。
6.残りの4のうがい薬で、うがいして流し完了します。
これを一年弱、毎日朝夕実行してますが、口臭も気にならなくなりましたし、歯茎が薄ピンクで健康的なのも歯周病の改善に役立っているなと、実感するしだいです。
マメでないとなかなか続きませんが、このサイトを覗いているあなたなら歯周病に悩んでいるはず、よろしかったらお試しくださいね。
2007年12月02日
歯周病と低体重児出産との関係
歯周病・歯槽膿漏が早産・低出生体重児を招く原因として、歯周病菌が炎症を起こした歯肉の血管から血液中に入り、それが羊水内に入って胎児の成長に影響を及ぼすと考えられています。
その事により、妊婦の血中に出産のゴーサインとみなされる物質が形成され、胎盤が早期剥離するよになります。 不幸にして新生児が死亡したり早産となった場合でも、肺がふくらみにくいため、呼吸がうまく出来ずに酸素欠乏症になり易い。
低体温になりやすい、感染に対する抵抗力が弱い為、病気になりやすい。 栄養を取ることが難しい(乳を吸う力が弱く、吸いついてもすぐ疲れて眠ってしまう) など新生児の健康を妨げたりします。
早産・低出生体重児を生まない対策としては、家庭において日頃の口腔内の適切な清掃と、歯科医院での歯周病・歯槽膿漏治療を行うことが最良策となるでしょう。
2007年12月01日
歯周病と心臓病との関係
歯周病(歯槽膿漏)と関連する心臓病では、感染性心内膜炎・ 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)があげられます。怖ろしくも、心臓は最も感染しやすい臓器の一つですなんですね。
感染性心内膜炎とは、心臓の内側の膜「心内膜」に歯周病菌などが血液に乗って行き、感染して炎症が起こり、弁膜が破れたりして心臓の働きが低下する病気です。
歯科医において抜歯などの出血を伴う歯科治療時に、血液中に入り込んで発病します。 特に重度歯周病の人の歯周ポケットには大量の
が存在します。 高齢者や要介護者のように感染症に対する抵抗力が落ちている方や身体への負担が大きな手術や検査を受けたばかりの方などは要注意です。
発熱や動悸が発症し、万が一弁膜が破れてしまうと、急性心不全などの危険な状態になることもあります。 感染性心内膜炎の予防対策としては、口腔清掃(電動歯ブラシによる歯磨きや舌苔を拭い落とす)が大変重要になります。
抗菌性洗口剤(コンクールF)を用いてうがいをする。 メインテナンス(歯石を取る)を定期的に受けることなどが必要となります。
虚血性心疾患とは、心臓に十分に血液がいきわたっていない状態をいいます。心筋梗塞や狭心症がこの疾患にあたり、動脈硬化による冠動脈の閉塞や狭窄などにより心筋への血流が阻害され、血液が心臓の心筋に十分いきわたらなくなり起こります。
歯周病との関係では、歯周病菌が血液中に入り、心臓の血管壁に炎症を起こして動脈硬化を起こしている可能性が考えられています。
もし、あなたが心臓病と診断されていたり、可能性が指摘されているのであれば、特に歯周病についてよく理解し、口腔ケアを心がけることが特に大切になってきます。
歯周病の治療、予防により、狭心症、心筋梗塞の発症を抑えることが出来ると考えても、差し支えないのではないかとも言われています。
2007年11月29日
歯周病と糖尿病との関係
糖尿病の人は歯周病になりやすいと言われます。そのメカニズムは、高血糖により体を守る白血球(好中球)の機能が低下する、コラーゲンの合成がうまくいかないなど血行障害が起きます(微小血管障害)。
そのために歯周病菌に感染しやすくなり、そして炎症が進み歯周組織が破壊されていきます。歯の治療で歯科医の診断を受けて、糖尿病が見つかるという人も中にはみえるようです。
私も糖尿病の傾向は、毎年の人間ドックで指摘はされています。そう言えばトイレの回数も一日10回前後と多いような気もします。
何にしても、そのような人は食生活に注意することは勿論、食後できれば5分以内に正しいブラッシングを行い、歯茎をマッサージして歯肉を強くしましょう。
マッサージによって歯肉は引き締まり、歯と歯茎の間にできる隙間を減らすことができます。 そして、歯周病の原因となる歯垢を取り除き、口の中を清潔に保つことで歯の延命につながります。
そうすることが、結果的に快適な食生活を維持し続けることにもなるのですから。


